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新居への引っ越しが決まったら、家の片付けを行いますよね。
引っ越しのことで頭がいっぱいで、ついつい適当にしてしまいがち…。
しかし、実は引っ越し前の片付けと準備が、新居でのダニ被害を抑える近道なんです。
この記事では、引っ越し前後のダニ退治と対策についてまとめました。
最後まで読んでいただくことで、新居でのダニ被害を最小限に抑えることができます。
タップできる目次
引っ越し時のダニの繁殖はネズミの存在に注意
多くの場合、ネズミは住んでいた住宅の天井裏や床下などに生息しています。
ネズミは配線を噛んだりするため、共生には向いていません。
しかし、ネズミの脅威は他にもあります。
家に住み付いたネズミをいつまでも放置していると、人はもちろん飼っているペットにまで被害が!
それは、ネズミが持つ病原菌と寄生しているダニが原因だからです。
ネズミにはイエダニが寄生しています。
イエダニは、ネズミの血液を主食として生きている厄介なダニ。
そのイエダニが寄生してるネズミが家に侵入してしまった場合、ネズミを駆除しない限りダニの繁殖は止まりません。
ダニが寄生している服や布製品に触れてしまうと、アレルギーを引き起こす可能性があります。
- かゆみ
- 赤み
- 腫れ
症状が重症化してくると、じんましんや水ぶくれになってしまいます。
ネズミを駆除する商品は、粘着シートやバルサン等多種多様です。
ネズミを見かけた場所に生息している可能性が高いので、留守中に狙いを定めて駆除しましょう。
引っ越し前に気にするべきダニの隠れ場所
次に、ダニが好んで隠れる場所を4つご紹介します。
ダニが好んで隠れる場所を知っておくだけで、対策しやすいですよね。
あなたが知らない意外な場所にも、ダニは潜んでいます。
引っ越し時に使う段ボール
引っ越し時に必ず使用する段ボール。
出費を押さえようと、段ボールは近所のスーパーで手に入れたり、元々使っていない段ボールに詰めていませんか?
一見歪みもなくキレイな状態だったとしても、段ボールの表面には見えない害虫の卵が付着している可能性があります。
特に、ダニにとって段ボールは絶好の隠れ場所。
段ボールは3重構造になっており、保温性に優れています。
適度に湿気も吸ってくれるので、ダニが好む環境です。
しばらく使っていなかった段ボールを引っ張り出して使う家庭が多いですが、使用は控えましょう。
ダニは埃やカビを好む習性があります。
梅雨の時期を迎えた段ボールは、ダニがすでに繁殖して使いものにならなくなっている可能性があるのです。
そのまま使用してしまうと、段ボールにしまった家具などにダニが付着して新居で繁殖してしまいます。
- 段ボールは新品を使う
- 風邪通しの良い場所で荷造りをする
- 隙間なく詰めすぎない
ダニと一緒に新居に引っ越ししないように、段ボールのダニ対策はしっかりしておきましょう。
ソファー・カーペット
ソファーも、湿気や汗などでダニの隠れ場所になりやすいです。
長時間座ってソファーと肌を密着させていると、その部分を中心にダニは繁殖していきます。
ソファーには、人から出たフケやアカが繊維に絡まったり、湿気が発生しやすい場所。
同じくカーペットも、落ちた食べ物の取りこぼしなどでダニが繁殖しやすくなります。
お菓子などの食べこぼしが、ダニの餌となるので注意が必要です。
布団やマットなどの中
ソファーやカーペット以外に、布団やマットも忘れてはいけない存在。
特に、寝具が一番ダニにとって絶好の隠れ場所となります。
- ソファーやカーペットより湿度が高い
- 1日で過ごす時間が長い
- 寝汗やフケなど汚れがたまる
布団やマットはダニが最も繁殖しやすい場所のため、定期的に手入れが必要になります。
布団を干したり、夏が終わった時点でまるごとクリーニングに出すと予防もできます。
押入れ内の衣装ケース
押入れは物が密集していて、通気性が悪いですよね。
さらに、熱や湿気もこもりやすく、ダニが繁殖している可能性も考えられます。
夏物または冬物の服を定期的にチェックしましょう。
衣類に付着したダニは取り除くのが難しいので、洗ったりコロコロを掛けても繊維に絡みついたダニは死にません。
引っ越し時に衣類の確認をし、何年も来ていない服は処分に出すなどの対策が必要です。
引っ越しの時にするダニの駆除方法
ダニを一気に殲滅するには、熱による駆除が最適です。
家の中でも特にダニが繁殖しやすい寝具まわりとリビングにいるダニの退治方法をご紹介します。
布団のダニ退治の方法
水洗いできないタイプの布団や毛布などは、普通は天日干しをしますよね。
しかし、それだけではダニを全滅させるのは難しいです。
洗濯と乾燥の合わせ技がベスト。
自宅に乾燥機がある場合は、2つのポイントを押さえておきましょう。
- 温度を60度に設定
- 30分間程度は乾燥させる
乾燥機がない場合は、コインランドリーや布団クリーニングを利用してください。
ソファー・カーペットのダニ退治
ソファーやカーペットは、乾燥機に入れられないのでダニ捕りシートを使って駆除してください。
裏などに仕込んでおくだけでOKです。
ちなみに、家の環境によってダニの駆除方法は異なります。
ダニが生息する環境を知っておくと、対策も立てやすいですよね。
- 湿度は平均60%~80%
- 温度は20度~30度
ちょうど梅雨の時期から初夏辺りと同じ環境です。
早い段階でダニ捕りシートを設置しておくと、繁殖を減らすことができます。
引っ越し前と新居でしておきたいダニ対策
引っ越しの前後で、ササっとダニ対策をしておける便利なアイテムをご紹介。
継続的に行うことで、ダニ被害をなくすことも可能です。
種類は豊富なので、あなたにあった商品を選んでください。
シートタイプのダニ捕りを使う
シートタイプは、設置しやすく効果も期待できます。
粘着シートの場合、ダニが好む匂いを発して、内部にある粘着部分に引っ掛けて退治します。
いろいろありますが、ダニ研究20年の実績があるダニ捕りロボが評価も高く人気です。
- 手軽に対策可能
- 薄型で邪魔にならない
- 設置から捨てるまでがラク
マットレスやラグの下などに入れるだけで、捨てる時も簡単なのが魅力です。
実際に6ヶ月間使ってみましたが、我が家では効果がありました。素直な感想や使い方もまとめたので、参考になさってくださいね。
除湿剤で湿気をためないようにする
湿気が好きなダニを撃退するために必要な予防策は、『除湿』です。
除湿剤は値段も安く、一番簡単なダニの予防策。
湿気を減らすことで、ダニの繁殖を抑える効果があります。
ペット用の除湿剤も販売されており、ダニが好む環境を元から変えてくれる便利アイテムです。
布団は丸洗いかクリーニングに出す
丸洗いできる布団は、月に1~2回洗ってください。
自宅で洗えない場合は、クリーニングに出すと確実です。
クリーニングに出すことで、自宅ではできないケアをしてもらえます。
乾燥のやり方を間違えると、ダニは殺すことができません。
クリーニングなら、自宅よりも威力の強い機械を使うため、ダニ対策には効果的。
布団クリーニングなら、全国集荷無料のふとんリネットが人気です。
家では洗えない布団でも、無料で宅配クリーニングができます。
セット割もあるので、試してみてくださいね。
引っ越しと新居のダニ退治【まとめ】
引っ越し前は何かと忙しく、ダニのことまで頭が回りませんよね。
しかし、新居にダニと一緒に引っ越していては元も子もありません。
引っ越し前のダニ退治と新居での予防をしっかりすれば、被害はなくすことができます。
特に、布団はダニの危険がいっぱいなので、クリーニングで対処しておくと安心です。