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こたつは冬に使うものだから、ダニはいないと思う人は多いはず。
ダニ被害のほとんどは、6月など湿度の高い時期が中心です。
しかし、寒い冬に使うこたつの中にもダニは繁殖します。
あまり注意しないこたつの中だからこそ、他の季節よりも気を付けるべきです。
この記事では、こたつとダニの関係や駆除方法・退治した後の予防策をまとめました。
繁殖する原因から順に解説していますが、読み飛ばしたい方はこちらをタップすればスクロールできます。
タップできる目次
こたつにダニが繁殖する原因と仕組み
冬の寒い時期なのに、こたつの中にダニが繁殖するのには原因があります。
本来冬の寒い時は、ダニにとって生息しにくい環境です。
しかし、こたつの中に限ってはダニが住みやすい理想の環境になります。
最初に、こたつにダニが繁殖する仕組みについて知っておきましょう。
こたつの中はダニが生息しやすい温度と湿度
ダニは私たち人間と同じような環境で生きています。
湿度は高めですが、温度はほぼ私たちと同じところが好きです。
![](https://housecleaning.jp/wp-content/uploads/2019/08/アドバイスする女性-3.png)
部屋の中は空調が効いた状態で、さらにこたつの中はもっと暖かいですよね。
お部屋の中と違って、こたつの中はダニが好む湿度環境で繁殖も進むわけです。
長時間人が居座るため、フケや垢などダニの餌が多い
ダニの主な餌は、私たち人間のフケや垢です。
ゴミやホコリが多くたまるところも、ダニにとっては最高の住処と言えます。
こたつの中は長時間人がいるため、温度と湿度が最適な上にダニの餌がたまりやすい場所です。
![](https://housecleaning.jp/wp-content/uploads/2019/07/悲しい顔の女性-3.png)
こたつが生活のメイン環境だと、お菓子やご飯の食べかすなどダニの餌は豊富です。
布団を上げて掃除する機会も少ない場所なので、ゴミがたまりやすいのもこたつにダニが繁殖しやすいと言えます。
こたつでそのまま寝てしまって汗で湿度が上がる
こたつの中でそのまま寝てしまう人って、結構多いですよね。
人は寝ている時に汗をかくため、こたつ布団内に汗がたまってしまいます。
さらに、汗でこたつの中の湿度が上昇するのも危険な点。
![](https://housecleaning.jp/wp-content/uploads/2019/07/驚いている女性-3.png)
1人ではなく2人とかで寝てしまうことも多いですよね。
普通の布団と違って温度が高いため、湿度が充満してしまうところがこたつのデメリット。
こたつの中を換気して、たまった湿気を放出するのは効果的な対策です。
こたつか布団かどっちでダニに刺されたか確認するには?
ダニに刺されてしまった時、どこで刺されたのかは知っておきたい情報です。
どこで被害に遭ったのか特定できないと、対策のしようがないですよね。
冬場にダニ被害に遭う時、よくあるケースは以下の2つです。
冬場のダニ被害が多い場所
- こたつの中
- 布団やベッド
ダニに刺されると、かゆみが出るまで半日くらいの時間差があります。
寝ている時間にもよりますが、朝〜昼にかけてかゆみが出るなら布団で刺された可能性が高いです。
反対に、朝や昼以外にかゆみが出始めるなら、布団以外の場所を疑いましょう。
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こたつで寝るのは、お昼寝など夜以外の時間が多いですよね。
そのため、夕方や夜になってかゆみが強くなってきたら、布団ではなくこたつで刺された可能性があります。
こたつの中に潜むダニを駆除する方法
こたつの中に潜んでいるダニを駆除する方法はいくつかあります。
いろいろある駆除方法の中でも、効果的なものを厳選しました。
こたつのダニ駆除方法
ダニを完全に死滅させるなら、高温乾燥やクリーニングが最適です。
長期的なダニ繁殖の予防法については、のちほどご紹介します。
スチームアイロンでこたつ内のダニを駆除する
服用のスチームアイロンを使って、こたつ内に噴射する方法が一番簡単です。
高温のスチームを当てるため、ダニが潜んでいる場合は殺すことができます。
ただ、完全に全てのダニを駆除できるかどうかはわかりません。
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また、スチームの時間も数秒ではなくじっくり当てる必要があります。
こたつ布団のどこに潜んでいるか目視できないので、布団全部がずぶ濡れになってしまうことも…。
一時的な対策として使うならお手軽な方法ですが、完全に駆除するとなるとダニの数によって厳しいと言えます。
コインランドリーでこたつ布団を乾燥させる
コインランドリーの乾燥機でこたつ布団を乾燥させるのが、確実な方法です。
業務用の乾燥機は高温乾燥で、ダニの殲滅効果は一番高くなります。
一般的にダニは50℃以上の環境で死滅しますが、コインランドリーの乾燥機は80℃近くの温度。
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値段的にも安く抑えられるので、コスパも良くおすすめな方法です。
コインランドリーの乾燥機なら、乾燥後に湿気が残る心配もありません。
こたつ布団をまるごとクリーニングに出す
こたつ布団に食べかすや汚れがついた状態だと、乾燥だけでは不十分です。
根本的な対策をするなら、こたつ布団をまるごとクリーニングに出してください。
汚れもリセットでき、乾燥までしてもらえるのでダニの殲滅効果は一番高い方法です。
ただ、こたつ布団をクリーニング店に持ち込んで取りに行くのは正直面倒ですよね。
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梱包キットが送られてくるので、詰めて送るだけでOK。
家事でバタバタでも動くことなくクリーニングができるので、子育て主婦には重宝するサービスなんです。
【重要】こたつのダニを駆除した後に掃除機をかける
こたつ布団のダニを駆除したら、その後の掃除が大事です。
生きているダニを殺すことはもちろんですが、ダニの死骸やフンもアレルギーの原因となります。
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駆除後のフンや死骸掃除は、掃除をかけるだけでOK。
1箇所の掃除をできるだけ長くゆっくりかけるのがポイントです。
どれだけ高性能な掃除機でも保険として、いつもより長めにかけてください。
繊維に絡まっていたりすると、普通に掃除機をかけるだけでは吸えないこともあります。
この工程が一番大切なので、焦らず確実にこなしてくださいね。
こたつにダニが繁殖するのを予防するコツ
こたつのダニ駆除が終わったら、その後の予防のことも考えておきます。
せっかく駆除できても、またダニが繁殖してしまったら意味がありません。
ダニの繁殖を抑えるこたつの使い方や予防法をご紹介します。
定期的にこたつ布団を上げて中の空気を換気する
まず、普段のこたつの使い方からご紹介します。
こたつの中が快適で湿度がたまりやすいため、定期的に換気することが重要です。
ダニが住みやすい環境にしなければ、繁殖を抑えることができます。
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できるだけこたつの中をクリーンな状態で維持するようにしましょう。
こたつの中の空気を入れ替えるだけでも、ダニが嫌がる環境に変えることができます。
こたつの中を掃除する
こたつの中を換気するのと同じく、やっておきたいのが掃除です。
1日過ごすことが多い場所だからこそ、ホコリや食べかすがたまりやすくなります。
こたつ内をがっつり掃除する必要はなく、掃除機をかけるだけでも十分です。
![](https://housecleaning.jp/wp-content/uploads/2019/07/笑顔の女性-3.png)
髪の毛やお菓子のかすはダニの好物なので、繁殖を助けてしまいます。
目に見えるところは見つけたら掃除する癖をつけておきましょう。
ダニ捕りシートを設置する
長期的な予防策として、こたつ内にダニ捕りシートを設置するのも効果的です。
ダニ捕りシートは設置しておくだけで、生きたダニをそのまま生け捕りすることができます。
3ヶ月間設置して、使い終わったらダニ捕りシートを捨てるだけ。
![](https://housecleaning.jp/wp-content/uploads/2019/07/笑顔の男性-3.png)
こたつ布団だけでなく、布団やソファーなどいろんなところにも使えます。
車の中にも使えて、持っておけば家中のダニ対策として活躍可能。
予防だけでなく駆除にも使える便利グッズとして最近人気の商品です。
実際に6ヶ月間使ってみた素直な感想や使い方をまとめたので、参考になさってくださいね。
こたつ布団を防ダニタイプに変える
こたつ布団自体を防ダニ仕様のものに変えるのも、予防策としては有効です。
防ダニ仕様のこたつ布団には、大きく分けて2つの種類があります。
防ダニこたつ布団の種類
- 高密度タイプ
- 薬剤加工タイプ
アレルギーやお肌が弱い方は、薬剤系よりも織り込みが細かい高密度タイプの物を選んでください。
ダニが侵入しにくくなる高密度タイプのこたつ布団
こたつ布団自体の繊維の織り込みを細かくしたのが、高密度タイプの防ダニ布団の特徴です。
ダニは布団の繊維の中から侵入します。
そのため、繊維を細かくすればダニの侵入は減らすことができるという仕組みです。
![](https://housecleaning.jp/wp-content/uploads/2019/08/アドバイスする女性-3.png)
値段は少し高めですが、長く使えるので持っておくと重宝するアイテムです。
ダニが嫌う成分を含む薬剤タイプのこたつ布団
こたつ布団の繊維ではなく、布団自体にダニが嫌う薬剤を塗り込んであるタイプもあります。
ダニが嫌う成分が含まれるため、ダニ予防効果は高い商品です。
ただ、その反面薬剤で肌がかゆくなったりしてしまう可能性もあります。
![](https://housecleaning.jp/wp-content/uploads/2019/07/悲しい顔の女性-3.png)
こたつ布団に仕込んである薬剤の効果が、半年〜1年と短いのも残念な点。
短期間の効果を期待するならおすすめですが、長く使うなら少し物足りないところがあります。
こたつのダニ駆除と対策【まとめ】
冬で寒いこともあり、こたつにダニがいると思っている人は少ないでしょう。
しかし、真冬でもこたつの中はダニが繁殖しやすい環境です。
こたつ布団をまるごと洗って乾燥させて駆除した後に、フンや死骸を掃除機で吸い取ることを忘れないようにしてください。
ダニが1匹でもいればゴキブリ同様、他にもダニが潜んでいる可能性は十分にあります。
簡単に使えるダニ捕りシートなどを使って、長期的な対策と予防もしておけば安心です。