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エアコン掃除を自分でする方法|フィルターや内部クリーニングの手順を解説

エアコン掃除を自分でする方法

※この記事にはプロモーションが含まれています。

「エアコンの掃除はプロに任せるのが一番!」とわかっていても、複数台エアコンがあるご家庭では費用面を考えると躊躇してしまいますよね。

できれば自分で掃除したいな。

定期的に自分で掃除すれば、プロに依頼する頻度を減らすことも可能です。

この記事では、エアコン掃除を自分でする方法と手順をご紹介します。

お掃除機能付きエアコンの掃除のやり方も一緒にお伝えしますので、併せてご覧くださいね。

自分でエアコン掃除をする時の時期や注意点

自分でエアコンを掃除する場合、時期に気を付けないといけません。

できれば本格的に暑くなる梅雨入り前か、秋に掃除するのがおすすめです。

掃除前に必要な養生作業は、手が届きにくい場所での不慣れな作業のため、思っているより大変。

その上、掃除中はエアコンを使用できません。

養生するだけで汗だくになったよ。

また、せっかく自分でエアコンを掃除しても、故障したり不具合を起こしたりすると困りますよね。

これからエアコンを掃除する時の注意点をご紹介しますので、気を付けながら作業を進めてください。

エアコン掃除の前には電源プラグを抜いて換気する

エアコンの掃除を始める前に、必ず電源プラグを抜きましょう。

掃除中に誤作動を起こすとケガをするかもしれませんし、感電する恐れもあります。

作業中はホコリや洗剤を吸い込まないように、窓を開けて換気することも大切。

マスクをつけて作業すると、さらに安心です。

お掃除機能付きエアコンは分解しない方がいい

お掃除機能付きエアコンや人感センサー機能が搭載されている機種は、通常のエアコンに比べて内部の構造が複雑になっています。

専門知識のない人がエアコンを分解すると、故障する可能性が高くなりそう…。

たとえ分解できたとしても、元の状態に戻せなくなるかもしれません。

中途半端にエアコンを組み立てて使用すると、火災に繋がる恐れもあります。

お掃除機能付きエアコンの分解は、やめておく方が安心です。

自分でエアコン掃除をする時におすすめの便利グッズ

自分でエアコン掃除をする時におすすめのグッズ

自分でエアコンを掃除するなら、できるだけ楽に作業を進めたいですよね。

ここでは、あると便利なおすすめの掃除グッズを2つご紹介します。

おすすめの掃除グッズ

  • エアコン洗浄カバー
  • ペットボトル専用加圧式スプレーノズル

エアコンの掃除前に行う大変な養生作業も、「エアコン洗浄カバー」を利用すれば簡単に済ませることができます。

洗浄カバーにゴムが内蔵されているから、エアコン本体にフィットするよ。

「ペットボトル専用加圧式スプレーノズル」は、ペットボトルにノズルを装着するだけで、ミストスプレーやジェットスプレーに切り替えて水を放出できます。

エアコンファンの清掃中、洗浄泡の残りが気になる場合でもしっかりと洗い流せるので便利です。

サッシや網戸掃除にも使えるね。

大変なエアコンの掃除も、便利グッズを利用すれば掃除時間が短縮できます。

エアコン掃除をする前に必要な準備

エアコン内部のクリーニングをしていると、汚水が垂れてくることがあります。

エアコンの周辺を汚してしまわないように、念入りに準備をしてから掃除を始めましょう。

エアコンの掃除前に必要な準備

  • エアコン本体の周辺を養生する
  • 床や畳の上にビニールシートや新聞紙を敷いておく
  • ドレンホースにバケツをセットする

養生する時に、コンセント部分や電源部分も忘れずカバーしてください。

エアコン本体の養生には「エアコン洗浄カバー」があると便利ですが、ない場合は45Lのゴミ袋を準備します。

45Lゴミ袋を使った養生のやり方

  • ゴミ袋の左右どちらか一辺をハサミで切る
  • 切った辺を左右に広げて頭巾のような形にする
  • ゴミ袋を養生テープでエアコンに直接貼り付ける

エアコンの下に置いている荷物や家具があれば移動します。

移動が難しい場合は、ビニールシート等でカバーしておくと安心。

エアコン洗浄スプレーを使用すると汚れがドレンホースから流れてくるので、ホースの先にバケツをセットします。

これで掃除の準備は完了です。

エアコンの本体外部の掃除のやり方

エアコンには、たくさんのホコリが溜まっています。

上から下へ、なるべくホコリが部屋に舞い落ちないように慎重に掃除しましょう。

エアコン本体外部の掃除方法

  • 初めにエアコン上部のホコリを取る
  • エアコンパネル内側のホコリを取る
  • エアコン本体や吹き出し口を雑巾で拭く

エアコン上部のホコリは舞いやすいので、初めに掃除機で吸い取ってしまいましょう。

エアコン前面パネルの内側は凹凸が多くホコリが溜まりがちなので、丁寧に掃除してください。

ホコリを取り終わったら、エアコン本体や吹き出し口を硬く絞った雑巾で拭きます。

汚れがひどい場合は、キッチン用洗剤等の中性洗剤を雑巾に染み込ませて拭いた後、仕上げに水拭きすればOKです。

エアコンフィルターの簡単な掃除方法

エアコンフィルターの簡単な掃除方法

エアコンフィルターは、役割上すぐにホコリや汚れが溜まります。

シーズン中のお手入れも大切ですが、シーズン初めからエアコンを快適に使えるように、春と秋に掃除を済ませておくのがおすすめ。

汚れたまま使用を続けるとエアコンの効きが悪くなるだけでなく、健康被害に繋がる可能性が高まります。

咳喘息やアレルギー性肺炎を引き起こしてしまうんだ。

使用頻度の高い夏は、2週間に1回を目安に掃除しましょう。

あまり使用しない時期でも、1ヶ月に1回程度掃除すれば快適にエアコンを使用できます。

掃除するのが面倒であれば、エアコンフィルターのホコリを掃除機で吸い取るだけでもいいので定期的にお手入れしてくださいね。

エアコンフィルターのホコリを落とす

いきなりエアコンフィルターを取り外そうとすると、触ったはずみにホコリが舞ってしまいます。

フィルターを外す前に、表面のホコリを掃除機で吸い取ってね。

ホコリはエアコンから出てくる空気の流れに沿って、フィルターのウラ面からオモテ面へ出ようとします。

オモテ面から吸い取れば、ホコリが取れやすくスムーズです。

エアコンフィルターを洗浄する

取り外したエアコンフィルターは、ぬるま湯につけながら柔らかいブラシや古い歯ブラシでこすり洗いします。

汚れがひどい場合は、中性洗剤を溶かしたお湯につけ置きするといいよ。

力を入れてこするとフィルターの網目が広がったり変形したりするので、優しく洗いましょう。

手軽に掃除を済ませたいときは、フィルター用のエアコン洗浄スプレーを使えば、こすらなくても汚れが浮いて落ちるので楽です。

洗浄スプレーを使用したら、洗浄剤が残らないようにしっかりとすすいでくださいね。

エアコンフィルターを風通しのいい場所に干す

エアコンフィルターを洗い終わったら、清潔なタオルかキッチンペーパーで水分を拭き取ります。

ベランダ等の風通しのよい場所で陰干しをして、完全に乾かしましょう。

生乾きのフィルターはいろいろ厄介。

エアコンフィルターに残った水分は、ホコリや汚れが付着しやすくカビが発生する原因になるので気を付けてくださいね。

お掃除機能付きエアコンはホコリ受けを掃除する

お掃除機能付きエアコンをお使いの場合は、ホコリ受けとブラシ部分も忘れずに掃除してください。

パーツは無理やり外さないで取扱説明書を確認しよう。

ホコリ受けとブラシに付着しているホコリを掃除機で吸い取ったら、水洗いして日陰でしっかりと乾かします。

エアコン内部を自分でクリーニングする方法

エアコン内部を自分でクリーニングする方法

エアコン内部は湿度やホコリ等の汚れが原因で、カビが繁殖しやすくなっています。

エアコンを清潔な状態で使用するためには、フィルターだけでなく内部のお手入れも大切。

フィルター掃除をこまめに行っている場合は2年に1回、日頃あまりお手入れしていない場合は1年に1回を目安に掃除しましょう。

フィンに付着しているホコリを取り除く

フィンは薄い金属板が並んでいる部品で、フィルターを取り外した奥にあります。

フィンの表面に付着しているホコリは、掃除機で吸い取りましょう。

取り除けなかったホコリや汚れは、古い歯ブラシを縦方向にブラッシングしてキレイにします。

注意

フィンは変形しやすい部品なので慎重に掃除してください。

エアコン洗浄スプレーで掃除する

エアコン内部の掃除に使用する洗浄スプレーは、「フィン用」「ファン用」の2種類あります。

ホームセンター等で販売されているエアコン洗浄スプレーの8割はフィン用です。

電解アルカリ洗浄水をベースにして作られたフィン用の洗浄スプレーもあるので、界面活性剤等の有害物質が気になる方は探してみて下さいね。

ファン用の洗浄剤は取り扱っている店舗が少ないので、ネット注文がおすすめです。

どちらのエアコン洗浄スプレーも、残さず1本丸ごと使い切ってね。

エアコンファンのクリーニングは、洗浄工程が終わっても洗浄剤が残りがち。

そのまま放っておくと、エアコン内部に残った洗浄剤が栄養分となり、カビが繁殖する原因になります。

ファン洗浄後は、ペットボトルに取り付ける加圧式スプレーを使い丁寧に洗い流すと安心です。

注意

エアコン内部の汚れがひどい場合、洗浄スプレーで掃除するとドレンホースにホコリの塊が詰まる恐れがあるので注意してください。

エアコン内部を乾燥させる

エアコン内部の掃除も終わり、取り外したエアコンフィルター等をセットすればおしまい…ではありません。

掃除が完了したら、最後にエアコン内部を乾燥させることが大切です。

エアコン内部に水分が残っているとカビが発生する原因になるからね。

エアコンの機種によっては「内部乾燥運転」や「内部クリーン」等の名称で、エアコン内部を乾燥させる機能があります。

乾燥機能がない場合は、1〜2時間ほど送風運転を行い、エアコン内部に水分が残らないようにしましょう。

送風運転機能がなければ、暖房運転で代用可能。

掃除の仕上げに、硬く絞った雑巾でエアコンの外側を拭きあげれば完璧です。

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エアコンの吹き出し口にカビがある場合はプロの業者に任せる

エアコンの吹き出し口にカビがある場合は注意

エアコンの吹き出し口にカビがある場合、エアコン内部にもカビが発生している可能性大。

一度エアコンにカビが発生してしまうと、分解洗浄しなければ完全にカビを除去することはできません

こんな時は、自分で掃除せずにプロに任せましょう。

プロに掃除を依頼すれば、エアコンを分解して高圧洗浄機を使い隅々までキレイにしてくれます。

防カビ仕上げや防カビコーティングをしてもらうと、キレイな状態が長持ちするよ。

おそうじ本舗なら、エアコンクリーニングの料金内に防カビ仕上げが無料。

自分だと半日程かかる作業も、プロなら通常のエアコンは1時間、お掃除機能付きエアコンは2~3時間程度で完了します。

1度プロに任せて完璧にキレイにしてもらってから、自分で定期的に掃除するのがベストです。

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エアコンを自分で掃除する方法【まとめ】

自分でエアコンを掃除するのは大仕事。

でもこまめにフィルター掃除をすれば、エアコン内部のクリーニングは2〜3年に1度でも大丈夫です。

なるべく定期的にフィルター掃除をして、エアコン内部にカビが繁殖しないように気を付けてください

エアコンの掃除が終わったら、乾燥運転することも忘れないでくださいね。

汚れがひどい場合は、エアコンクリーニング業者に任せた方が速いかもしれません。

初めてエアコン内部を掃除するなら、時間がかかるため、業者に依頼した方が確実で安心です。

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