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ハウスダストは家の中の至るところにありますが、意識しないまま生活しがちです。
溜まったハウスダストで、突然体調に異変が起こることも…
子育て中の私は、子供にアレルギー症状がでていることもあり、ハウスダストで悩んでいました。
この記事では、ハウスダストが人体に与える影響と効果的な対策・予防法をまとめています。
主婦の私が実際にやってみたものばかりで、今では子供のアレルギー症状も改善されました。
ハウスダストの中でも特に見落としがちなダニについて解説していますので、参考になさってください。
タップできる目次
ハウスダストとは?ダニ発生との関係
ハウスダストはホコリの総称ですが、目視で確認することはできないものです。
しかしながら、喉が痛くなったり喘息になったりと厄介な存在。
ハウスダスト自体は小さく軽いため、空気中に舞い上がるのが特徴です。
空気中に飛ぶので、知らない間に吸い込んでしまいます。
ハウスダストはホコリだけが原因ではない
ハウスダストは、ホコリだけでなく様々なゴミの集まりです。
サイズは1㎜以下とかなり小さく、ほとんど目に見えません。
しかも、とても軽くすぐに空気中に舞い上がります。
- 衣類の繊維クズ
- 人間やペットの毛やアカ
- ダニ
ハウスダウトには多くのダニが含まれているので、ハウスダストとダニは切っても切れない関係です。
ハウスダストが溜まった状態で生活を続けていると、いつか人体に悪影響を及ぼします。
特に、赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭では注意が必要です。
ハウスダストに含まれるアレルギー物質
ハウスダストは様々なゴミが混ざっていますが、全ての物質がアレルギー発症の原因になるわけではありません。
ハウスダストに含まれる中で、アレルギー物質は限られています。
- ダニの死骸やフン
- カビや細菌
- 花粉
中でも、最もアレルギーと関係が深いのは「ダニの死骸やフン」です。
ダニは1年中いますが、特に梅雨の時期から夏にかけて一気に増えます。
ダニの寿命は約3ヶ月。
秋になると、ダニの死骸やフンが大量に発生するので気を付けないといけません。
ダニが引き起こすアレルギー症状
ダニの死骸やフンは、とても軽く空気中に舞いやすいので、気づかないうちに吸い込んでしまいます。
そして、体内に入ると様々な症状を引き起こすため、危険。
- 喘息(ぜんそく)
- アレルギー疾患
- うつ症状
身体だけでなく、精神的にも影響を与えるので注意しましょう。
喘息(ぜんそく)
咳は、異物を体内から出そうとする反応です。
風邪でもないのに、空咳ばかり出ることはありませんか?
もしかして、その咳はダニが原因かもしれません。
症状が長引いて咳が癖になると、喘息に悪化します。
喘息患者のうち大人は半数以上、子どもはほとんどの場合がアレルギー性の喘息だと言われています。
咳が続く場合は、早めに病院を受診しましょう。
アレルギー疾患
アレルギーで有名なのは、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎。
対象患者の中でも、7割から8割以上の人はダニが原因です。
症状が、良くなったり悪くなったりと繰り返します。
また、アレルギー性鼻炎になると鼻水や鼻づまり、くしゃみといった症状が止まりません。
ぜんそく同様に症状に改善が見られない場合は、病院の受診も検討してください。
関連 家の中にいるダニの種類|駆除の仕方と予防法
うつ症状
汚い部屋で生活していると、気づかないうちにストレスがかかります。
気持ちが落ち着かず不安定になったり、マイナス思考になったりすることも。
部屋の状態は心の状態と言われています。
そのままの状態で生活を続けていると、やがて身体に異変が起こるかもしれません。
そして、ひどいアレルギー症状が続くと気分も滅入り、何もやる気が起こらず悪循環に陥ります。
うつ病を発症するきっかけにもなるので、注意してください。
ハウスダスト絡みでダニが繁殖しやすい場所
ダニが繁殖しやすい場所はいくつかあります。
その中でも、特に多い場所を知り対策すれば、ダニの繁殖を抑えることはできます。
特にハウスダスト絡みでダニの繁殖が増える場所をご紹介するので、知っておいてくださいね。
布団や枕などの寝具まわり
「布団・ベッド・枕」などの寝具は、家の中でも最もダニが繁殖しやすい場所。
寝具まわりは、ダニにとって一番過ごしやすい環境であるためです。
- 温度25℃前後
- 湿度60%以上
また、ダニのエサとなる「髪の毛やフケ」「アカ」もたくさんある場所なので、寝具からダニがいなくなることはありません。
できる限りダニが繁殖しないように、寝具の定期的な手入れが大切です。
ソファやカーペットなどの布製品
ソファやカーペットは家族が共有で使うため、食べかすや皮脂がたまります。
特に、注意したい場所は2つ。
- ソファの背もたれと座面のつなぎ目
- カーペットの裏側
布製品はダニが潜り込みやすく身を隠せるので注意が必要です。
また、肌に直接ふれるため汗や皮脂などで汚れやすくなっています。
こまめに細かいところまで掃除し、清潔に保つよう心がけましょう。
押し入れや収納庫の中
押し入れや収納庫は、扉を閉めっぱなしにすることが多く、湿気がこもりやすい場所です。
また、掃除をする機会も少ないのでゴミが溜まりやすくなります。
収納庫は物で一杯になりやすいので、必要ないものは処分して物を減らすことも大切。
湿度対策として、除湿剤も置いておくと安心です。
ハウスダストが影響するダニ対策と掃除のコツ
防ダニ対策は、それほど難しくありません。
ダニを減らせば、ハウスダストの原因を抑えることができます。
これからご紹介する方法は、どれも効果的で簡単なものばかり。
もし、面倒であればどれか1つでもいいので試してみてくださいね。
枕や布団は丸洗いして乾燥させる
寝具は定期的に丸洗いし、手入れしましょう。
いきなり洗うのはNG。
効果的にダニを減らすためには、手入れの順番が大切です。
ダニが生きた状態では、洗い流すことができません。
死滅させてから、洗い流すのがポイントです。
ダニは、50℃以上の環境に約30分程度おくことで死滅します。
ダニが死滅すれば、ダニの死骸やフンを洗い流すことができます。
丸洗いした後は、布団が痛まないように日陰で干しましょう。
よく晴れた湿気の少ない午前中に、1~2時間程度干します。
しっかり乾いたら、残ったダニの死骸やフンを掃除機で吸い取りましょう。
- 吸い取る面積を小さくする
- 目安は片面40秒
- タテヨコと向きを変える
ささっとかけるのではなく、じっくりやるとさらに効果的です。
ダニは目に見えないので、時間をかけてやってみてくださいね。
洗えない物はクリーニングを利用する
羽毛布団など、家で洗えない物もありますよね。
そんな時は、宅配クリーニングが便利。
ふとんリネットは、布団専門のクリーニング業者で有名です。
送料無料で宅配クリーニングを依頼できます。
自宅にいながらクリーニングを頼めるので、家事の負担も減らせますよね。
>> 【無料集配】ふとんクリーニングを試してみる
もし、カーペットやソファなど自分でできない場合は、ハウスクリーニング業者に依頼すればOKです。
プロに任せれば、自分で洗うよりも生地の痛みが少なく、ダニ駆除することができて一石二鳥ですね。
関連 ハウスクリーニング業者のおすすめ・比較情報まとめ
換気で空気を入れ換えて湿度対策をする
天気のよい日は、窓を開けて換気しましょう。
押し入れやクローゼットの扉もついでに開けておくと、こもった空気が入れ替わって湿度も下がります。
換気の時間は、6畳から8畳の部屋であれば5分程度。
窓が1つしかない場合は、サーキュレーターなどを使えば効率よく空気を動かすことができます。
キッチンにある食品の袋は、しっかり閉じて管理しましょう。
ダニが入り込んだ食品を気づかず食べてしまうと、最悪の場合、アナフィラキシーショックが起こり死に至る可能性があります!
ダニ捕りシートを使って長期的に予防する
ダニ捕りシートは長期的な予防に最適です。
使い方は簡単で、ソファや布団の下に設置するだけ。
いろいろありますが、一番売れていて実績のあるダニ捕りロボを選べば間違いありません。
- 誘引剤は添加物なしで赤ちゃんがいても安心
- ダニの死骸やフンを残さない
- 3ヶ月後に捨てるだけでOK
生きたダニをそのまま生け捕りにしてしまうため、アレルゲンの原因となる死骸やフンの心配がありません。
ダニの繁殖時期である6月〜8月までのシーズン前に設置しておきましょう。
実際に6ヶ月間使ってみた感想や使い方もまとめたので、参考になさってくださいね。
空気中のハウスダスト対策
ハウスダストの原因の1つであるダニ対策をご紹介しましたが、ダニ駆除以外にもハウスダストの原因はあります。
部屋をきれいにすることでハウスダストは抑えられます。
しかし、空気中に舞うハウスダストの対策には不十分です。
そこで、空気中のハウスダスト対策について効果がある方法をいくつかご紹介します。
日常的に空気清浄機を使う
そこらじゅうに舞う花粉もハウスダスト対策には厄介な存在です。
空気清浄機はフィルターで空気を浄化することで、花粉やPM2.5などハウスダスト対策に効果的。
部屋中に舞っているハウスダストを取り込み、きれいな状態にして空気を入れ替えてくれます。
フィルターを掃除していないと、空気の浄化機能が低下します。
最悪の場合、浄化しきれない空気が放出されるので注意が必要です。
取り扱い説明書に記載されている時期通りにメンテナンスをしてください。
食べ物は密封して管理する
ダニの餌はホコリや私たち人間のフケやアカが中心です。
通常ダニは食べカスを餌としますが、中には食品自体に寄ってくるダニもいます。
稀なケースとは言え、食品にダニが繁殖するとハウスダストよりも危険な状況に…。
ダニが混ざった食品を食べてしまうと、最悪の場合アナフィラキシーショックの危険もあります。
特にお菓子の密封忘れが多いので、食べ終わったあとはしっかりと密封しておくことが大切です。
花粉対策に洗濯時には柔軟剤を使う
花粉症の人は敏感ですが、知らず知らずのうちに帰ってきた時に服に花粉が付着しています。
静電気持ちの人は特に注意が必要で、花粉がつきやすいので気を付けましょう。
対策としては2つあります。
- 静電気を飛ばすグッズを持ち歩く
- 洗濯に柔軟剤を使う
物理的に静電気をなくす術として静電気除去グッズを持ち歩くことと、洗濯時に柔軟剤を使うことです。
静電気持ちの体質の人は、静電気除去グッズを持ち歩いておきましょう。
服についた静電気を取り払うことができます。
柔軟剤自体に静電気の発生を抑える役割があるため、柔軟剤の使用も効果的です。
ハウスダストとダニの関係【まとめ】
ハウスダストと聞いても、ダニの存在を気にする人は少ないです。
しかし、実はハウスダストとダニの関係は深く、身体と心の健康を害する原因となりかねません。
ダニ対策をすれば、自然とハウスダストの原因を抑えることができます。
今まで治らなかった咳やアレルギーが改善することもあるので、意識してみてください。
刺されてからでは手遅れです。
今のうちに対策しておきましょう。