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「ちゃんとトイレ掃除しているのに、どうして臭うんだろう…」とお悩みの主婦も少なくないですよね。
トイレはお客様も使う場所だから、イヤな臭いが取れないのは気がかりです。
そこでこの記事では、トイレの臭いの原因と対策を詳しく解説します。
一緒にお伝えする臭いの発生ポイントをチェックすれば、意外な盲点が見つかるかもしれません。
状況に合わせた掃除方法や臭いの予防法もご紹介しますので、あわせてご覧くださいね。
タップできる目次
トイレの臭いの種類は大きく3つに分けられる
トイレの臭い対策をする前に、臭いの原因について知っておくことが大切です。
イヤな臭いの元は、大きく分けると3つ。
トイレの臭いの元
- アンモニア臭
- カビ臭
- 下水臭
アンモニア臭は、飛び散った尿や便器にできた尿石が原因です。
いったん尿石になってしまうと、通常のトイレ用洗剤で取り除くのは難しくなります。
カビ臭の原因は、トイレタンク内に繁殖した黒カビによるものです。
![](https://housecleaning.jp/wp-content/uploads/2019/07/驚いている女性-2.png)
水漏れの場合は早急な対応が必要になります。
下水臭の原因は、便器内の水位が低下しているからです。
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集合住宅の場合は、「上階の住人による大量の排水」も考えられます。
このケースは自分では解決できないので、管理会社に相談しましょう。
トイレの臭いの発生源となる7つのチェックポイント
トイレは狭い空間ですが、臭いの発生源となる場所はたくさんあります。
見た目ではわかりにくいので、鼻を近づけて順番にチェックしていきましょう。
1.トイレの床や壁
男性が立って用をたすと、尿は想像以上に広い範囲に飛び散ります。
細かい尿しぶきは、トイレの床や壁に付着してアンモニア臭の原因に。
1日あたり床全体へ飛び散る尿は、約2300滴とも言われています。
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壁を掃除する時は腰あたりの高さから、床は全体を掃除するのが無難です。
2.床と便器の隙間
一部のハネた尿は、便器の側面をつたって床と便器の隙間に入り込んでしまいます。
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床と便器の隙間は狭いため、汚れが溜まりやすくなっています。
掃除の度に念入りに拭き取ってくださいね。
3.温水便座のノズルや便器との境目
温水便座のノズルには、おしりを洗った後の汚水が付着して大腸菌だらけ。
水垢やカビも発生しやすく、トイレが臭う原因となります。
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また便座と便器の境目には、ハネた尿が溜まりがち。
最近の便座は持ち上げ可能なタイプも多いので、掃除の度に上げてから汚れを拭き取るのがいいでしょう。
4.便器のフチの裏側
便器のフチの裏側は汚れが見えにくい箇所。
落とし切れなかった尿の成分が固まってしまうと尿石となり、手強い汚れになります。
掃除の時は、フチ裏の奥までしっかりと届くブラシを使うのがポイントです。
5.トイレタンクの内側
カビの臭いが気になる時は、一度トイレのタンクのフタを開けてみて下さい。
タンクの内側やフタの裏に黒い汚れがついているとしたら、それは黒カビです。
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トイレのタンクを掃除すれば、便器内の汚れも軽減できます。
6.トイレの換気扇
アンモニア臭は空気より軽いため、天井付近に溜まりやすくなっています。
トイレの換気扇に汚れが溜まり機能が低下していると、十分な換気が行えません。
換気扇にフィルターをセットしている場合でも、年に1度は掃除しておくと安心です。
7.トイレのブラシケース
見落としがちなのがトイレのブラシケース。
ブラシの水分をよく切ってからケースに収納していても、どうしてもケース内に水分が溜まってしまいます。
時間が経つとイヤな臭いが発生。
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使い捨てブラシだと衛生的ですし、置き場所や臭いの悩みからも解放されます。
トイレの臭いの種類と発生場所に合わせた掃除方法
隠れた臭いの発生場所を突き止めたら、さっそく掃除に取りかかりましょう。
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ここでは、トイレを傷めずに効果的に臭いを解消する方法をご紹介していきます。
便器からアンモニア臭がする場合
アンモニア臭の原因となる尿石は、アルカリ性の汚れです。
そのため、サンポール等の酸性洗剤を使い汚れを中和するのがポイント。
ひどい尿石には直接トイレットペーパーを貼り付けて、上から洗剤をなじませてから時間を置きましょう。
洗剤が尿石に浸透して効果的に掃除できます。
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取れない尿石は目の細かい耐水性のサンドペーパーで削り取るのもひとつの方法ですが、これは最終手段です。
削るときは便器を傷つけないように注意してくださいね。
洗剤で汚れをしっかりと緩めたら、ブラシでこすり洗い流しましょう。
トイレの壁や床からアンモニア臭がする場合
一番手軽なのは、トイレのおそうじシートで壁と床を拭く方法です。
それでもアンモニア臭が残る場合は、クエン酸スプレーが効果的。
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拭く順番は汚れが少ない壁紙の上の方から下へ進んでいき、最後に床を拭いてください。
壁紙は力を入れすぎると剥がれてしまう恐れもあるので、力加減に注意しましょう。
トイレからカビ臭がする場合
カビを見つけると手っ取り早く塩素系漂白剤を使いたくなりますが、それは危険。
便器内の使用は問題ありませんが、タンク内で使うとパイプが腐食する恐れもあります。
トイレのタンク内のカビ掃除には、トイレマジックリン等の中性洗剤を使うと安心です。
タンク内のカビ掃除の手順
- トイレの止水栓を閉める
- 洗浄レバーを回して水を抜く
- タンクの外蓋と中蓋をはずす
- タンク内をブラシでこする
- 外蓋と中蓋を洗い乾燥させて元通りセットする
- 止水栓を開けて元の水位まで水を溜める
フタを外して掃除するのが面倒な場合は、トイレタンク洗浄剤が便利。
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月に1回を目安に掃除するのがおすすめです。
トイレから下水臭がする場合
トイレで下水臭がするのは、封水切れが原因です。
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配水管の通りが悪いと、水が流れ切るのに時間がかかります。
そうすると、新たに水が流れてきても通常の水位まで溜まらなくなるのです。
詰まりがある場合はラバーカップで取り除き、掃除は配水管用の洗浄剤を使って定期的に手入れしましょう。
トイレの臭いが取れない場合はプロに任せる
何をやってもトイレの臭いが取れない場合は、プロに相談するのが一番。
臭いの原因を突き止めて根本から解決してもらいましょう。
自分では取れなかった頑固な尿石も、プロなら専用洗剤を使い便器を傷つけずに汚れを落としてくれます。
スッキリと爽やかな空間になってから、自分できれいな状態を保つのが無難です。
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トイレの臭いを予防する6つの方法
トイレは汚れやすい場所だからこそ、いつも清潔感のある空間にしておきたいですよね。
ここでは、トイレの臭いを予防する方法をご紹介します。
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手軽にきれいな状態を保つ方法もお伝えしますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
男性も便座に座って用をたす
男性が便座に座って用をたしてくれるだけで、トイレの汚れは大幅に激減。
トイレの汚れを減らせば、掃除が楽になるだけでなくトイレの臭いの予防にもつながります。
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ぜひ、男性陣に協力をお願いしてみてください。
トイレのフタは常に閉めておく
トイレのフタは、水を流すときも閉めておくのがベストです。
トイレの水は勢いよく流れるので、目に見えない細かい水しぶきや細菌が周辺に舞い散って臭いの元となります。
また消臭機能がついている温水便座の場合も、用をたした後はすぐに閉めておくと合理的。
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さらに便座の温度が下がりにくくなり、節電にもつながります。
便座カバーやトイレマットをこまめに交換する
便座カバーやトイレマットを使用している場合は、こまめな交換を心掛けましょう。
カバーやマットについた汚れを放置していると、悪臭を放つ原因となります。
トイレのスリッパも忘れず手入れして下さいね。
トイレの換気扇は24時間オンにする
トイレの換気扇は24時間つけっぱなしがオススメです。
トイレは常に水が溜まっている場所なので、湿気がこもりがち。
常に換気をしておくことで、湿度が下がり臭いも解消されて爽やかな環境を保てます。
トイレ用の消臭剤や汚れ防止グッズを使う
トイレ消臭剤はもちろんのこと、汚れ防止グッズを使って掃除の負担を減らしましょう。
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汚れ防止には「トイレの床と便器の隙間をふさぐテープ」や「便器の汚れを防ぐパッド」を使うと掃除がラク。
トイレトレーニング中の子供や介護が必要な家族がいる場合は、あらかじめセットしておくことで気持ちの余裕も生まれます。
あなたに合った便利グッズを探してみて下さいね。
こまめに掃除する
「トイレの臭い予防にはこまめな掃除が一番」とわかっていても、毎回ブラシでこすり洗いするのは面倒ですよね。
トイレの中に掃除アイテムを置いておくと、掃除のハードルが下がり便利です。
さらに、「トイレタンクに置く洗浄剤」や「便器内にスタンプするタイプの洗浄剤」を使えば水を流す度に汚れも流してくれるので清潔な状態が長続きします。
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目立った汚れはなくても週に1度は念入りに掃除すれば、もうトイレの臭いに悩まされることはありません。
トイレの臭いの原因と掃除方法【まとめ】
トイレは家族だけなくお客様も使う場所だから、いつも気持ちのよい空間にしておきたいですよね。
トイレの臭い対策には、原因に合わせて洗剤を使い分けることが大切です。
一度染みついた臭いは、自分で取るのは難しいもの。
そんな時は、プロの手に委ねて徹底的に解消してもらいましょう。
トイレの臭いが解消したら、ご紹介した予防法も取り入れて快適な状態を保って下さいね。