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ふとエアコンの吹き出し口をのぞくと、ホコリと絡んだ油汚れがへばり付いていて気持ち悪い…。
キッチンの換気扇もエアコンも、高所にあって空気を吸い込む性質はどちらも一緒。
エアコンはキッチンに近いほど油煙をよく吸い込んで、あっという間に汚れてしまうんです。
そこでこの記事では、こまめな掃除が欠かせないエアコンの掃除方法と油汚れでベタつかないための予防策をご紹介します。
ぜひ、日ごろのお掃除にお役立て下さいね。
タップできる目次
リビングやキッチン近くにあるエアコンは油汚れがつきやすい
中華料理店なら仕方がありませんが、家庭のエアコンまで油汚れで汚くなってしまうのは不衛生で気分のいいものではありませんよね。
でも実は、その部屋の空気が油煙で汚れていればエアコンにも油汚れはたまってしまうものなのです。
正しい掃除方法と油汚れに対する予防を心がければ、しつこい油のベタつきでもある程度は自分で対処できます。
エアコンはこまめに手入れして、キレイな状態をキープしましょう。
エアコン内部やフィルターがベタベタになる原因
エアコンは室内の空気をひたすら循環するため、部屋の空気汚れがダイレクトにたまりがち。
部屋の空気が汚れる原因は色々ありますが、主だった3つの原因をピックアップしました。
エアコンが油煙を循環してしまう
エアコンは室内の空気を吸い込むことで温度調節をしています。
そのため、ホコリや油煙で部屋の空気が汚れていれば、エアコンに油汚れがたまるのは必然の原理。
最近人気のお掃除機能付きエアコンでも、油汚れの掃除まではできないので、自分でこまめに手入れすることが大切です。
むしろ作動することによって油でベタついたフィルターにホコリが絡みつき、余計に汚してしまう可能性があります。
キッチンの換気扇が汚れている
キッチンの換気扇もエアコンと同じように、汚れがたまっていると換気効率が悪くなってしまいます。
エアコンは広い空間の空調をコントロールするため、消費電力が50W程度の換気扇とは比べものにならないほどハイパワー。
キッチンに近いエアコンほど汚れやすくなるので、換気扇の汚れ具合には注意しましょう。
エアコン内部にタバコのヤニが付着する
エアコンが油汚れでベタつくもう一つの原因は、タバコのヤニです。
ヤニとは植物性油脂の総称で、ベタベタとしていてエアコン内部に貼りつきます。
汚れを放置するとヤニの黄ばみや油汚れなども落としづらくなるので、早めにクリーニングしましょう。
関連 エアコンからタバコ臭い風が出てくる原因|ニオイを消す方法と予防策
べたつく油汚れがついたエアコンの掃除方法
汚れやすいエアコンは、自分で掃除できる範囲だけでもきちんと手入れすると、キレイが長持ちします。
エアコン内部の汚れ具合にも関係するので、稼働シーズンは特に日ごろからこまめに掃除しましょう。
油汚れでベタベタのエアコンフィルターは重曹水で掃除する
エアコンフィルターは、目詰まりしないように掃除するのがポイントです。
普通のフィルターなら、表面から掃除機・裏面からシャワーを当てて最後にしっかり水分を拭き取ります。
しかし、油汚れを含んでいる場合は水洗いで完全に落とすことはできません。
スプレー容器を用意して、重曹水を作ってスプレーを作ります。
重曹スプレーの作り方
- 水100ccに重曹小さじ1を入れる
- よく振って混ぜる
キッチンの油汚れは酸性なので、弱アルカリ性の重曹が効果的です。
汚れがひどく取れない場合は、フィルターを重曹水につけ置きしてください。
35度くらいのぬるま湯2Lに重曹大さじ7〜8を入れて、そこへフィルターをつけ置きします。
残り水はカビの原因になるので完全に乾かしましょう。
自分でエアコン掃除する方法は、こちらの記事もあわせて参考になさってください。
本体カバーとルーバーの掃除方法
ルーバーは電源がオフでも手動で開けることができるので、自分でも掃除ができる箇所です。
力ずくで開けようとすると破損の原因になるので、ゆっくりと丁寧に触りましょう。
本体カバーと併せて表面のホコリを雑巾などで拭き取ります。
汚れがひどい場合はハウスクリーニング業者に依頼するのも手
汚れのたまる箇所が多いエアコンですが、自分で掃除できる範囲は限られます。
複雑なエアコン内部の掃除は、プロに任せた方が安心。
キレイを保つために定期的に分解クリーニングを依頼しましょう。
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エアコンの油汚れを防ぐ3つの対策
ただでさえ汚れがたまりがちなエアコンですが、油まみれの蒸気となればなおさら、手前のフィルターで除去することは困難です。
やっかいな油煙は、丸ごと室内から追い出すことがエアコンの油汚れを防ぐコツ。
具体的な方法を3つご紹介します。
キッチン換気扇の換気効率を上げる
少しでもエアコンの油汚れを防ぐためには、キッチン換気扇の換気効率を上げることがポイントです。
換気効率を上げる方法
- 換気扇を常に掃除しておく
- 換気扇は弱で24時間稼働する
- 少なくとも調理前には換気扇を回す
キッチンの換気扇が油汚れで目詰まりしていると、効率よく油煙を屋外に排出できずにリビングに蔓延してしまいます。
タバコのヤニもそうですが、換気扇で処理しきれなかった油煙が、エアコンの油汚れの主な原因。
対策として、換気扇は弱で24時間稼働させるのが効果的です。
ハウスクリーニングの依頼頻度が減ると思えば、かなりお得と言えます。
また、換気扇のフィルターは1~2週間に1回くらいの頻度で掃除しましょう。
換気扇を24時間稼働させない場合でも、少なくとも調理を始める5分前には回し始めるようにしてください。
油煙が発生するよりも前に換気扇に向かって空気の流れを作っておくと、効率よく換気されます。
調理中はエアコンの風量と風速を弱める
エアコンは室内の空気を吸い込み、循環する仕組みです。
調理中はエアコンが油煙を取り込まないように、風量と風速の設定を弱にしましょう。
キッチンの近くにエアコンがある場合は、稼働を一時停止することも一つの方法として有効です。
揚げ物の調理中は窓を開けて換気する
揚げ物の調理中は特に油煙が充満しがちなため、換気扇に加えて窓を開けて換気しましょう。
エアコン近くの窓を開けると、そこからキッチンの換気扇へと風が流れるようになり、部屋に油煙が蔓延するのを防ぎます。
蒸気が充満しやすいIHキッチンの場合は特に、積極的に換気することが大切です。
エアコンの油汚れの原因と対策【まとめ】
エアコンと換気扇はどちらも空気を吸い込み、油汚れがたまりやすい性質があります。
フィルターで除去できない油煙は、よりこまめな掃除と換気が欠かせません。
自分で洗浄するのが難しい内部の油汚れは、無理せずプロに任せた方が時間も節約できます。
エアコンから臭いがするのはカビだけではないので、LDKのエアコンは他の場所よりも気にしてくださいね。
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