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赤ちゃんが一日の長い時間を過ごす布団。
そこにダニがいたら、快適なはずの布団が危険な場所になってしまいます。
布団がダニの温床だなんて考えるだけでもゾッとしますよね。
赤ちゃんや小さいお子さんのいるご家庭では、ダニの駆除には特に気を遣うもの。小さい子どもがいる家庭のダニ退治は、安心・リスクのないやり方でないといけません。
結論から言うと、赤ちゃんがいる家庭でのダニ対策はダニ捕りシートが安全で確実です。
この記事では、赤ちゃんがいる家庭に最適なダニの退治方法をご紹介します。
タップできる目次
赤ちゃんがダニに刺されやすい場所
赤ちゃんや乳児は私たちと違って、自由に動くことができません。
しかも、普段いる場所が限られていますよね。
いつもいる場所にダニがいれば、すぐに刺されてしまいます。
ただ、赤ちゃん向けのダニ対策は場所が限られている分、対策はしやすいです。
まずは、赤ちゃんがよくいる場所から確認していきましょう。
寝室やベビーベッドに敷いてある布団
赤ちゃんだけではありませんが、布団は一番ダニが繁殖しやすい場所です。
布団は寝ている時の汗など、湿気がたまりやすくダニが好む条件が揃っています。
天日干ししても、すでにダニが潜んでいれば完全に駆除することはできません。
小さい子供は代謝がよく、汗をかくのでひきっぱなしは危険です。
毎日布団をあげるなど、布団に湿気がこもらないように注意してください。
リビングのカーペットやじゅうたん
リビングのカーペットやじゅうたんも、赤ちゃんがいつもいる場所ですよね。
クッションフロアはカーペットに比べて、通気性がいいためダニが住みにくい環境です。
ただ、厚手のじゅうたんはダニが隠れやすいため、繁殖しやすい場所と言えます。
定期的に掃除機をかけたり、窓を開けて換気するなどダニが嫌がる環境作りが大切です。
赤ちゃんがいる家庭向けのダニ駆除方法
ダニ駆除には殺虫剤や燻煙という方法が一般的です。
しかし、赤ちゃんや乳児がいる場合は、殺虫剤や燻煙タイプの駆除はできません。
安全な天然成分で、殺虫剤を使ったときと同等以上の効果がある対策を選びたいですよね。
ダニが繁殖しない環境を安全に作り出したり、生きたダニを取り除く方法やグッズをご紹介します。
布団や枕には布団用掃除機・乾燥機を使う
ダニを死滅させるためには、1か所に60秒以上UVを当てる必要があります。
身近なものだと、布団用掃除機や乾燥機が便利です。
駆除方法
- 布団乾燥機でダニを殺す
- 布団用の掃除機で死骸やフンを取る
- 乾燥機・クリーニングで除去
布団乾燥機でダニを殺して、死骸やフンを吸い取ります。
その後、乾燥機やクリーニング・丸洗いをすればダニ駆除は完了です。
布団クリーニングは引き取りにも来てくれるので、時間がない場合は利用してみてくださいね。
布団の宅配クリーニングなら、ふとんリネットがおすすめです。
全国対応で無料で集荷してくれて、割引もあります。
洗えない羽毛布団のクリーニングもできるので、試してみてくださいね。
カーペットやソファにはダニ捕りグッズを使う
ダニをおびき寄せて捕獲するなら、ダニ捕りシートも便利です。
ダニの好む成分を誘引剤にして、シートの中にダニを捕獲するもので、布団やカーペットの下に敷いて使用します。いろんな商品がありますが、中でもダニ研究20年の実績を持つダニ捕りロボが人気です。
ダニ捕りロボのいいところ
- 設置して待つだけ
- 煙など有害成分が出ない
- ダニの死骸も吸着してくれる
布団やカーペットの下に置いておけば、あとは待つだけでOK。
3ヶ月後を目安に取り出せば、数百匹のダニがとれます。
今、一番売れているダニ対策グッズなので、試してみてくださいね。
ダニ駆除の時期は春先あたりがおすすめ
赤ちゃんや乳児がいると、バルサンのような燻煙材は使えません。
一度使えば1日くらいは臭いが消えず、部屋中に薬剤が飛ぶので赤ちゃんには危険です。
もし燻煙材を使用するなら、赤ちゃんは実家など別の場所へ泊まりに行っている時にしましょう。
大まかな駆除時期の目安は、春先あたりがベスト。
ダニの繁殖は高温多湿で一番進むため、日本では6〜7月頃がピークとなります。
先にご紹介したダニ捕りロボは、春先から仕込んでおけば梅雨の時期には効果が上がります。
効果は数ヶ月あるため、少し早めに設置しておくと安心です。
ダニが赤ちゃんに与える悪影響は3つ!
ダニはかゆみ以外にもアレルギーや感染症などを起こす危険な存在です。
ダニに刺されると、強いかゆみが原因で機嫌が悪くなったり、寝つきが悪くなったりと別の問題が出ることもあります。
まずは、代表的なダニ被害を知っておきましょう。
かゆみ
ダニの被害として最初に思いつくのが、刺されることによるかゆみです。
ツメダニとイエダニに刺されることで、強いかゆみと腫れがでます。
ダニのかゆみの特徴
- 蚊より強い長期間のかゆみ
- 1週間〜数ヶ月続く
- 機嫌や寝つきが悪くなる
さらに、掻いた傷が広がり、とびひになってしまう危険もあるので注意が必要です。
アレルギー
ダニはくしゃみや鼻水、咳などのアレルギー症状や、結膜炎、喘息も引き起こします。
その原因は、ダニの死骸やフンです。
杉やヒノキの花粉アレルギーは花粉が飛ぶ時期だけですが、ダニアレルギーの場合は、ダニがいる限り症状が1年中続くこともあります。
アレルギーを起こす原因の80%は、刺さないダニのヒョウヒダニです。
ダニのフンや死骸によるアレルゲンにも対策が必要なことを知っておきましょう。
感染症
マダニの危険性についてはよく知られています。
しかし、ダニが媒介する感染症は多くあるにも関わらず、あまり知られていません。
細菌やウィルスを持ったダニに刺されることで、生命にかかわる重篤な症状を引き起こすこともあるので注意が必要です。
病名 | 症状 | 潜伏期間 | 致死率 |
ダニ媒介脳炎 | 発熱・関節痛・めまいなど | 1〜4週間 | 低い |
重症熱性小板減少症候群 | 発熱・嘔吐・下痢など | 1〜2週間 | 高い |
ツツガムシ病 | 高熱・発疹など | 1週間 | 高い |
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どの病気にも共通していることが、潜伏期間が長いということ。
発症してから症状が現れるまでに時間がかかるため、なおさら危険です。
少しでもいつもと違うなと感じたら、早めに病院へかかるようにしてください。
ダニを徹底的に退治するならプロに任せる
自分で駆除しても症状が改善されない場合は、プロに任せるのも1つの手です。
布団の表面の駆除は自分でもできますが、内部に入り込んでいるダニは簡単にはとり除けません。
業者に依頼すれば、駆除と予防までやってくれるので、抜本的な解決が期待できます。
衛生害虫110番は、ダニやノミなどの害虫駆除を専門に行っている業者。
出張料や事前見積もりは無料なので、効率よく駆除したい時には頼ってみてもいいかもしれません。
ダニが繁殖する場所と大量発生のメカニズム
ダニは、掃除をしていない汚れたところに繁殖すると考えている方が多いのではないでしょうか。
間違いではありませんが、正しいとも言い切れません。
ダニは繁殖に適した場所と温度や湿度などの条件が揃うと、どんどん増えてしまいます。
ダニが増えやすい環境にしないのが一番で、万が一発生してしまったらダニの特性に応じて退治をすれば安心です。
駆除方法は後でご紹介しますが、はじめにダニの繁殖の原理をご説明します。
ダニが繁殖しやすい場所
ダニは人の皮脂や髪の毛、フケ、垢などを餌にして繁殖します。
ダニが大量発生するのは、人の皮脂や髪の毛に触れる機会が多い場所、つまり布製品が中心。
ダニが繁殖しやすい場所
- 布団やまくら
- ソファやカーペット
- ぬいぐるみなどの布製品
特に、寝具は1日の中でも長い時間ダニの餌となる皮脂、髪の毛などに接している場所のため、危険性が高いです。
布団・マットレスなどの寝具やソファは表面だけでなく、内部にもダニが入り込みます。
寝具や布製のソファは、表面だけでなく内部まで掃除をしないと餌が豊富なダニの格好の隠れ家になってしまうのです。
さらに、掃除が行き届かない部屋やカーペット、汚れが付いたままの洋服も危険。
開け閉めがなかったり、普段見えない場所は注意が必要です。
ダニが大量発生する環境
ダニが増えやすい時期を知ることで、大量発生を未然に防ぎましょう。
私たち人間が少し苦手な環境が、ダニにとっては嬉しい条件となります。
ダニが好む条件
- 気温:20~30度
- 湿度:60~80%
- 餌:髪、ふけ、食べかす、埃等
ダニが好む温度と湿度は、梅雨の時期から夏の間の家の中の環境と同じであるため、大量発生の危険があります。
さらに、空気が乾燥してくる冬には室内を加湿するため、日本の家は一年を通してダニにとっては快適な環境です。
関連 ダニの繁殖時期に合わせた駆除・退治方法|シーズン別の予防と対策
ダニの餌になるダニもいる
家の中にいるダニは主に4種類です。
4種類のダニの特徴を比較して、一覧表にしてみました。
種類 | 生息場所 | 人への被害 |
ヒョウヒダニ | 寝具・カーペットなど | 刺さない |
コナダニ | 食品・畳 | 刺さない |
ツメダニ | 畳・カーペットなど | 刺す |
イエダニ | ネズミの体・巣 | 刺す |
このうち、多く生息しているのが、ヒョウヒダニとコナダニですが、この2種類のダニは人を刺しません。
ヒョウヒダニは、赤ちゃんがいる布団などの寝具をすみかにすることが多い上、季節に関係なくいつでも生息しています。
ツメダニとイエダニはヒョウヒダニのフンや死骸を餌にしていて、私たち人間を刺すダニです。
関連 家の中にいるダニの種類と生態から知る駆除の仕方|対策と予防法
ヒョウヒダニを減らし、死骸やフンを除去するのが大切です。
また、イエダニはネズミの体や巣に住みついているため、ネズミを見かけた場合はすぐに駆除するようにしてください。
ダニを予防する方法
ダニを駆除した後も油断はできません。
駆除後の予防こそが、本当のダニ対策!
私がよくやるダニの予防方法をいくつかご紹介します。
ダニの予防策
- 除湿対策で湿度を上げすぎない
- 窓を開けて換気する
- まる洗いや乾燥機を使う
ダニ対策で一番大切なのは、湿度管理。
湿度がダニの1番の好物なので、窓を開けて風を通すのも効果的です。
年に1回くらいは、布団など丸洗いしたり、季節の変わり目でクリーニングに出すことも大切。
特に、夏場終わりは汗でダニが繁殖している可能性があるため、注意してください。
赤ちゃんにも安全なダニ退治法【まとめ】
赤ちゃんや小さい子どもがいると、ダニ駆除も気を遣いますよね。
燻煙タイプは有害物質が出てしまうため、赤ちゃんがいる場合は危険です。
ダニ捕りシートなど害のない駆除方法を選べば、安心。
駆除するだけでなく、その後の予防までセットでできると文句なしです。
大人も刺されると大変なので、少しでも身体が変だなと思ったら早く対処するようにしてください。