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ゴキブリは隙間さえあれば、どこからでも侵入してきます。
エアコンの中も例外ではありません。
ゴキブリは雑菌や細菌を持ちこむなど思っている以上に要注意な害虫なんです。
放置すれば、エアコンの風を通して病原体が部屋中に撒かれることに…。
この記事では、エアコンに侵入したゴキブリの駆除方法と侵入を防ぐ対策についてご紹介します。
ゴキブリの侵入経路やエアコンを好む理由などもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
タップできる目次
エアコン内にゴキブリがいるか確認する方法
ゴキブリがエアコンの中にいないという保証はありません。
現実にエアコン内にゴキブリが潜んでいるという事例もたくさんあります。
みんなきいておくれ
エアコンの暖房をオンにしたんだ。そしたらガチャガチャって音が鳴って
枕元に何かが落ちたんだなんだと思う?
ゴキブリの赤ちゃんが降ってきた
— i(最大-32㎏)(現80.2kg)4月21日までに79.9痩せる (@foreveryone06) April 5, 2020
意外に多くの方がエアコン内にゴキブリがいたということを言っています。
エアコンクリーニングを長期間していない場合は、ゴキブリが潜んでいる可能性が高いので注意。
高湿度のエアコン内部はゴキブリが住みやすい環境です。
エアコンのある部屋にゴキブリのフンがないか確認する
エアコンだけではありませんが、ゴキブリがいる場所には高確率でフンがあります。
黒い小さなものが落ちていたら、ゴキブリのフンの可能性が高いです。
1つだけでなく、何箇所もあると危険のサインです。
部屋の隅にあることが多いので、掃除するついでに確認してみてください。
エアコンを外側から叩いて変な音がしないか確認する
フンの状態を確認したら次は、エアコンを外側から叩いてみましょう。
もしもエアコンの中にゴキブリがいたら、内部で動く音がするはずです。
ゴキブリ特有のカサカサ音がしたら、確実に中にいることがわかります。
時間帯によって中にいないこともあるので、タイミングを分けて何回かやってみると効果的です。
エアコン内部にカビがないか確認する
エアコン内にゴキブリがいるかどうかの判断基準として、エアコンの清掃状態も大切です。
ゴキブリが好む環境は、高温多湿でカビが発生しているジメジメしたところ。
つまり、エアコンの内部にカビがあると生息率は高いと判断すべきです。
確認方法は、エアコン運転中に吹き出し口の中を見ます。
吹き出し口を覗いてみて、このようにカビが酷ければエアコン内部にゴキブリがいる可能性があります。
エアコンクリーニングをしていても、1〜2年経つとこのくらい汚れてしまいます。
エアコンの室外機やドレンホースの状態を見る
エアコン内部だけでなく、室外機やドレンホースにもゴキブリが潜んでいることがあります。
のちほど詳しくご紹介しますが、ドレンホースからエアコン内部に侵入するケースは多いです。
そのため、中だけでなく外側の確認も重要。
室外機のまわりにいることもあるので、念のために確認しておきましょう。
エアコンからゴキブリが出てくる原因と侵入経路
エアコンからゴキブリが出てくることは珍しいことではありません。
実は、エアコンの内部はゴキブリが住みつきやすい条件が揃っています。
ゴキブリを駆除し寄せ付けないようにするにはゴキブリの生態や行動をまず知ること。
エアコンにゴキブリが発生する原因と侵入経路について詳しく見ていきましょう。
ゴキブリはエアコン内部に卵や巣を作ることもある
ゴキブリが好む場所を知ることで、効果的な対策を行うことができます。
ゴキブリが好む場所
- 狭くて暗い場所
- 暖かくて湿度の高い場所
- 食べ物のあるところ
ゴキブリの動きが活発になるのは25~28℃。
エアコン内部は結露で湿気もあり、1年中ゴキブリが好む湿度と温度を保っている状態です。
しかも、狭くて暗くエサであるホコリや汚れも溜まりやすい環境。
エアコンはゴキブリにとって住みやすい快適な場所なのです。
エアコンへのゴキブリの侵入経路
ゴキブリの侵入経路として代表的なのがドレンホース。
ドレンホースとは、エアコン内部に溜まった水滴を室外に排水するホースのことです。
排水口が蓋のない状態で設置されることが多いため、ホースを伝って外から侵入してきます。
エアコンの配管穴の隙間もゴキブリの侵入経路の1つ。
通常はエアコン用のパテで塞がれているため、侵入できません。
ただ、パテの経過劣化で縮んだり破損したりすると、隙間から入ってくるようになります。
室外機は放置しがちなので、特に注意が必要です。
関連 エアコンクリーニングは室外機も必要?┃掃除する理由とお手入れの方法
エアコン内部にいるゴキブリを駆除する方法
エアコンに住みついたゴキブリを駆除することからはじめましょう。
とはいえ、エアコンは家電製品なので殺虫剤などを直接かけると故障の原因になります。
エアコン内部にいるゴキブリの正しい駆除方法をご紹介していきます。
ゴキブリをエアコンから追い出す
エアコンの中にゴキブリの気配を感じたら、エアコンを停止させてください。
丸めた新聞紙などでエアコンを軽くポンポンと叩いてゴキブリを外に追い出しましょう。
ゴキブリが出てきたらあとはスプレータイプの殺虫剤をかけて駆除するだけ。
ゴキジェットがすぐ効くので、1本持っておくと安心です。
見つけ次第すぐ駆除しておきましょう。
ゴキブリの卵や巣対策にバルサンなどのくん煙剤を焚く
エアコンを叩いてもゴキブリが出てこない時は、バルサンなどのくん煙剤が有効です。
ただし、くん煙剤はエアコン内部に産み付けられた卵には直接の効果がありません。
1ヶ月後を目安にもう一度焚いて孵化した幼虫を駆除してください。
エアコンの近くに毒餌を設置することで、くん煙剤で駆除しきれなかった幼虫にも連鎖的な効果が期待できます。
駆除後の対策も忘れずしておいてください。
卵まで効果がある撒き餌タイプのゴキブリ駆除剤を使う
目に見えているゴキブリの駆除は殺虫剤で問題ありません。
しかし、ゴキブリ1匹いると他にも必ずいると言われています。
卵が産み付けられていれば、100匹近く繁殖している可能性も。。
遭遇したゴキブリはゴキジェットなどの殺虫剤で殺しましょう。
卵や見えないところに隠れたゴキブリ駆除には、撒き餌タイプがおすすめです。
ホームセンターにも売っているので、1匹見つけた場合は設置しておきましょう。
ゴキブリ専門の駆除業者に依頼する
くん煙剤は隠れているゴキブリを駆除するには有効です。
ただ、焚いてる間は侵入口から逃げ出し、終わったら戻ってくることも…。
また、ゴキブリは30個ほどの卵が入った卵鞘を数日置きに産みます。
完全に駆除するにはくん煙剤を焚き続けなければならず、不安が尽きません。
そういうときは、プロの害虫駆除業者に依頼するようにしましょう。
エアコン内部のゴキブリの成虫や幼虫だけでなく、卵まで洗浄して駆除してくれます。
ゴキブリ駆除業者を探すなら、くらしのマーケットがおすすめ。
個人業者が中心なので、値段が安く柔軟な対応で安心です。
実際にくらしのマーケットでお風呂クリーニングを頼みましたが、満足できる業者さんに出会えました。
エアコンのフィルターにアロマをスプレーする
直接的な駆除にはなりませんが、ゴキブリはアロマ系の香りが苦手です。
そのため、卵が産み付けられやすいエアコンフィルター部分にアロマをスプレーすると効果が期待できます。
使用するアロマの香りは柑橘系やミント系がベストです。
100均に売っているスプレーボトルにアロマをたらせば、アロマスプレーができます。
フィルター掃除をした後にスプレーしておくと、効果的です。
エアコンクリーニングでゴキブリを駆除できる確率
エアコンクリーニングを依頼しても、エアコン内部にゴキブリの卵があった場合は100%とは言えません。
エアコン内部にいるゴキブリを追い出し、殺すことはできます。
しかし、洗浄のやり方によってはゴキブリの卵を除去できないことがあるからです。
クリーニングでゴキブリ駆除を狙うなら、業者さんに「エアコン内にゴキブリがいた」と伝えてください。
そうすれば念入りに洗浄してもらえるので、完全駆除もできます。
エアコンクリーニングを少しでも安く依頼するなら、キャンペーンを使って依頼しましょう!
ゴキブリのエアコン侵入を防ぐ予防・対策
駆除したところでゴキブリが侵入しやすい条件が残っていれば、再び発生しかねません。
ゴキブリが発生する条件をひとつひとつ潰していくことが大切。
次の2点を中心に具体的な対策をしていきます。
ゴキブリの侵入を防ぐポイント
- ゴキブリの侵入経路をふさぐ
- ゴキブリを増やさない
エアコンをゴキブリの巣にしないためにも予防と対策をしっかり行いましょう。
エアコンのドレンホースや配管穴に対策する
まずは、侵入口であるドレンホースの排水口に蓋をします。
完全に蓋をすると詰まってしまうので、水滴を通す穴が開いてるものが最適。
ホームセンターなどでは、専用の防虫キャップが300円ほどで販売されています。
ただ、防虫キャップの穴は直径2㎜なのでゴキブリの幼虫の侵入は防げません。
防虫キャップを装着した上で台所用の排水溝用ネットをかぶせるとベスト。
幼虫は地面を這って移動するので、ドレンホースの先端を地面から少し浮かせるだけでも効果的です。
配管穴との隙間は新しいエアコン用のパテで埋めるだけで十分な対策になります。
室内側と屋外側のどちらにもたっぷりつけてふさいでください。
エアコンパテは数年で劣化するので定期的に確認するようにしましょう。
定期的にエアコンクリーニングを依頼する
家庭ではエアコンを分解できないため、掃除は表面的にとどまり内部まではできません。
ゴキブリを駆除してもエアコンの中には死骸やフンが残ったまま。
そのまま使い続ければエアコンの送風に乗って大気中に拡散され、喘息など呼吸器系のアレルギーの危険もあります。
1年〜2年に1回はプロにエアコン内部をクリーニングしてもらうと安心です。
ゴキブリの死骸やフン・卵だけでなく、エサであるホコリや雑菌もキレイに除去できます。
1万円ちょっとの出費で、日々の不安から解放されると考えれば安いものですよね。
定期的に依頼してゴキブリが住みにくい環境を作っていきましょう。
追加料金なしのおそうじ革命さんにエアコンクリーニングを依頼した時の体験談もご紹介しますね。
関連 おそうじ革命でエアコンクリーニングをした時の口コミ体験談
エアコン使用後に送風運転を使う
ゴキブリにとっていかに居心地の悪い環境を作るかがポイントです。
定期的なフィルター掃除はもちろん、エアコン内にカビを発生させないように使い方を工夫します。
エアコンの機種にはついているものもありますが、エアコンを使った後に送風運転をすると効果的です。
夏場などエアコン内部と外の気温差で高湿度の環境となります。
エアコン使用後は必ず30分ほど送風運転をして、エアコン内部を乾燥させるようにしましょう。
それを1日数回繰り返すことで、ゴキブリが寄りつきにくくなります。
エアコンを使わないシーズンも月に1回は送風運転をするようにしてください。
あわせて室外機の周りに毒餌を置いておくのも効果的です。
エアコンのゴキブリ対策の注意点
エアコンのゴキブリ対策は様々です。
ゴキブリがどこにいるかによって対策は変わりますが、1つずつやっていきましょう。
唯一やってはいけないことがエアコン内部に殺虫剤を使うことです。
使う時はフィルターを取り外した状態でするようにしてください。
殺虫剤はもちろんですが、アロマスプレーも同様に内部への塗布は避けましょう。
飛びそうだと思う場合は、布にスプレーをかけて拭くようにすれば安心です。
エアコン内部はハウスクリーニング業者でもかなり慎重に扱うと聞きました。
掃除のプロでも気にするところなので、私たち素人はできる限り触らないようにしましょう。
エアコン内部だけでなく室内のゴキブリ対策も必要
エアコンの内部だけではなく、部屋のゴキブリ対策も重要です。
部屋に潜んでいるゴキブリがエアコン内部に侵入するケースもあります。
日頃からできる予防法を中心に、部屋のゴキブリ対策をまとめました。
エアコン内部を清潔な状態でキープする
エアコン内部は、カビやすい高湿度のゴキブリが好む条件が揃っています。
私たちが普段からできる予防法としては、できる範囲の掃除とカビ対策です。
フィルター清掃やエアコン内部の乾燥をすることで、エアコンの内部をきれいに維持できます。
暖房使用時はエアコン内部に湿気がたまることはありません。
しかし、夏場のエアコン使用後は温度差で内部はカビやすい環境となります。
夏にエアコンを使ったあとは、送風運転をしてから電源を切ると効果的です。
部屋にゴミやホコリをためない
エアコンは部屋の空気を取り込んで循環させる仕組みになっています。
そのため、取り込む空気にホコリが混ざっていると汚れの原因に。。
一番簡単なのは部屋を定期的に掃除することです。
定期的に掃除機をかけて、部屋にホコリをためすぎないようにしましょう。
天気のいい日は換気するのがベストですが、共働きで家に誰も人がいない場合は難しいですよね。
家にいる時だけでも、窓を開けて換気することが大切です。
家の中に段ボールは保管しない
実は段ボールはゴキブリにとって格好のすみかとなります。
段ボールは水分が含まれていて密封されているため、ゴキブリが住みやすい環境です。
段ボールの接着剤に使われるコーンスターチもゴキブリの好物。
物流センター内で長い間動かないこともあるので、すでに繁殖が進んでいる可能性もあります。
外に置き場がある場合は、段ボールは家の中での保管はおすすめできません。
家の中にしか置けないなら、こまめに捨てる習慣をつけておくと安心です。
エアコン内部のゴキブリ駆除と対策【まとめ】
いくつかの条件が揃うことで、ゴキブリがエアコン内部に住みつくことがわかりました。
エアコンのゴキブリ対策をもう一度まとめておきます。
ゴキブリの繁殖・再侵入防止のポイント
- ゴキブリのエサをなくす
- ゴキブリの侵入経路をふさぐ
- ゴキブリの住みにくい環境を作る
これらの対策をしっかり行うことで、未然に防ぐことができます。
まずはできることから対処していきましょう。
手に負えないときはプロのエアコンクリーニングを利用することも検討してみてください。